2007年11月26日

使用ツールについて(1)

余談ながら、このサイトで公開している映像資料を制作する際に使っているツール類をご紹介したいと思います。

HDD保存型のビデオカメラから取り込んだ映像ファイル(mpeg2互換)は、以下のツールで変換・編集を行っています。

スクリーンショット01

・mpeg2ファイルをプロジェクトファイル(d2v)と音声ファイル(wav)に分割
  DGIndex
・プロジェクトファイルをカット編集し、無圧縮AVIファイルに書き出し
  avisynth+VirtualDubMod
・AVIをwmv形式に変換
  Windows Media Encorder
・音声ファイルの編集、加工
  Sound Engine Free
いずれもネットで無料で落とせるものですが、これらのツールを利用するメリットを挙げると…

低コストである

一般に広く使われているノンリニア編集アプリケーションを使うと、とにかく費用がかかりますが、上記のツールの導入コストはほぼゼロです。


軽い

このBlogを開設した当初に稼働していたPC環境で問題なく動画の編集ができること、それがツールの選定条件です。
avisynthは編集や映像の補正・効果を設定したスクリプトを読み取りますので、PentiumIII 750MHz、Windows2000でそこそこ快適に動かすことができます。

現在当方の制作環境に、Atlon64x2 2.1GHz、WindowsXPのPCが加わり、マシンの性能は格段に向上しましたが、マシンスペックが上がったときにこそ、こうした軽いツールは効果を発揮します。


編集が容易

「映像を切り取る場所や補正をスクリプトに書いて設定する」という行為はけっこう抵抗があるものですが、スクリプトのひな形(テンプレート)を一度作ってしまえば、ほかの映像編集にも流用が可能です。


avisynthやVirtualDubというと、録画したテレビ番組などをエンコードするために使われることが多いようですが、自分で撮影したビデオ映像の編集にも十分活用できます。
posted by STIJ Project at 01:33 | TrackBack(0) | ヴィデオ資料集 | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック