2007年06月14日

2007.06.11-13 東鳴子湯治休養備忘録(1)

~以下は備忘録です~
今回、記録用のカメラがシャッター故障により(いわゆる「EOSタイマー」)、撮影した9割が露出失敗でネガ真っ白状態となりました。

そのため、今回の旅行記録はテキストでやってみます。
6/11
往路の車内から
・新幹線の車窓から見えた「栗橋大一劇場」ってナニ?
 →ストリップ劇場。首都圏で最も交通不便なストリップだそうだ。
・セミアクティブサス搭載の新幹線車両(E2系)の乗り心地
 →横揺れを意識的に抑えた挙動
 →横方向の揺れはがっちりガードするけれども、加速オンオフの
  「ガクン」という振動が気になる(特に小窓車と大窓車の混結編成)。

古川にて
・古川のシャッター商店街
 →人の流れは近隣の大型SCと駅前に集中。
 →シネコンもあるSCとあちこちに「貸店舗」の看板が掲げられている
 →旧来商店街とのギャップは地方特有の風景

・「緒絶の館」で市内の高校生による合同美術展示会を鑑賞
 →とある展示物に対する感想…「どう見てもハルヒです」
  学生が集っている風景が描かれているが、絵のタッチや
  衣服などがアニメーションの「涼宮ハルヒの憂鬱」に
  登場する人物と似通っている。

→学生の作風はその時代のメディアコンテンツと密接に関わる。
  植田まさしの「かりあげクン」に似通った絵を小学生のころに
  描いていたのは私のことである。
  
・「VOW」で話題になった「喜藤印舗」は古川駅前にある。

・陸羽東線は古川から鳴子方面の昼間の本数が少ない。
 列車を逃すと2時間待ちになるのが12時~14時台。
 13時25分発のミヤコーバスで岩出山へ向かう。
 列車の走らない時間帯にバスが出ているのは偶然なのか。

岩出山にて
・岩出山総合支所バス停で降りたら、駅まで歩いて10分ほどかかる。
・一人で「水まんじゅう」6個入りを食べるのは少しきつい。
・有備館駅前の「森民酒造」で「森泉・特別純米原酒」を買い求める
 →甘味の強い、結構こってりした味わい
・岩出山特産「おおくぼのかりんとう」を買うならウジエスーパーが一番安い

・「あ・ら・伊達な道の駅」で地場産のコメが量り売り
 →自炊用のコメを買うならここ。おすすめは「低農薬ひとめぼれ」
 →低蛋白米の「春陽」も販売。「しゅんよう」と読む。
 →姉妹都市で製造している「ロイズのチョコレート」が
  ここで買える。土産に買って帰ると「北海道行ってきたの?」
  と必ず言われる。正直に「岩出山」と答えると
  「ああ、ばんえい競馬のあったところね…」。それは岩見沢。

鳴子温泉駅周辺
・鳴子温泉駅を降り立ち、駅前の階段通路を上がったすぐ横
 →「肉のしばさき」の「しばドレ」がうまい。
 →お店オリジナル商品だけれども、パッケージには
  「オリジナル ドレッシング」と思いっきり誤植しているが、ご愛嬌。
【余談】ところで「オリオジナル」で検索するとそこそこ引っかかるのだが、そういう意味の言葉があるのだろうか…


いさぜん旅館
・あの猫は腕っ節が太い。
・常駐のトラ(元ボス)は帳場・ロビーにいる。
・たまに浴場方面を巡回することがある。
・いつ行っても迷う間取り。東北地方の温泉旅館は建て増しを
 繰り返すうちに迷宮になってしまうところが多い。
・炭酸泉、鉄鉱泉(いずれも混浴)はとても効き目が強い。
・炭酸泉に浸かると表皮に気泡が無数についてくる。
 「濃厚バブ」の比ではない。
・炭酸泉は少しぬるめと思って長湯していると、湯から上がっても 数時間にわたって身体が熱い。このままふとんにもぐると
 必ず寝汗をかく。新陳代謝を活発になっている証拠。
・鉄鉱泉は入った瞬間、毛穴がぶわっと拡がるような感覚が
 味わえる。
・入浴するなら明け方。炭酸泉に浸かりながら空が明るくなるのを
 眺めるのは癒し。
・浴室の窓を少し開ければ朝の冷たい風とディーゼルカーの
 心地よい走行音が聞こえてくる。

番外
・ゴミ収集車のスピーカーから流れる「エンターテイナー」風の
 音楽を「大崎市の音風景」に選定していただきたいと願う。

鬼首周辺
・鬼首のお気に入り(1)「大久商店」
 →山菜、野草、生マムシが並ぶ。
 →山野草の値段は「採集の難易度」で決まるとのこと。
  首都圏のスーパーで春先に「みず」や「行者にんにく」が
  並ぶが、「比較的採りやすいから」とのこと。
  最近は人工栽培品も多いという。
 →今のシーズンは姫竹、フキ。
  ゆでたての姫竹は一度食べてみるとやみつきになる。
 →薬草の「生オウレン」を購入。乾燥して根と葉の部分を
  煎じたり、焼酎に漬けて飲むと胃腸や眼病に効果ありとのこと。
 →行者にんにくの醤油漬け。あの臭みがなんともいえませんよね。
  行者にんにくのシーズン中は水洗いしてそのまま生でいただきたい。
  日本酒のおつまみにはもってこい。

・鬼首のお気に入り(2)「鬼の庄」
 →そばがうまい。乱切りの田舎そばでコシがある。
  こういう歯ごたえのあるそばを食べると嬉しくなる。
 →定食もおすすめらしい。
posted by STIJ Project at 11:13 | TrackBack(0) | My trip 宮城鳴子篇 | 更新情報をチェックする

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