現代風景通信

子供の頃、男なのだけれどもひな祭りが好きでした。なぜならいろいろなご馳走にありつけることができるから。
ひなあられに桜餅、ちらし寿司…じつにカラフルです。5月の節句におけるちまき、柏餅、菖蒲湯といった緑一色で前面突破をはかられると色彩の統一はあるけれども面白みが少なく感じられます。

さて、今回の映像です。
埼玉県には伝統人形の生産を地場産業にしている地域があります。有名なところではさいたま市岩槻、春日部市、そして鴻巣市です。
鴻巣市役所などでは2010年2月14日～3月6日の間に「鴻巣びっくりひな祭り」が開催されており、その風景を収録しました。



市役所庁舎の入口をくぐると目の前にそびえ立つ壮大なピラミッド型のひな壇飾り。29段、6.45メートル、1766体（市役所Webサイトの情報より）で構成される日本最大の段飾りです。ここまでくると圧倒されますね。