2008年07月07日

2008.06.10-12 初夏の遠野(4)- 釜石線の車窓

私が好きな釜石線の車窓は綾織~遠野間の風景。
ただ一面に水田が広がるのどかな風景かもしれない。が、「ああ、もうすぐ目的地に着くぞ」という高揚感をもってこの風景を見ると、まったく印象が変わる。



季節は6月。田植えが終わった水田はまるで緑のじゅうたん。
水面に反射して鏡のように映る山々がきれいだ。

ちなみにこの区間、埼玉県にある鉄道博物館の蒸気機関車シミュレーターでは「難易度の高い区間」に設定されている。映像でディーゼルエンジンの変速音が鳴り響いている箇所が勾配の急な場所であることが分かる。

車体の短いディーゼルカーが奏でる車輪のリズムが独特。このリズムを使って曲を作ってみようかとふと思った。

(撮影日:2008年6月10日、釜石線普通列車657D)
そういえば、宿で見たケーブルテレビ「遠野テレビ」の10ch(2ch)で、釜石線の車窓を延々と流す「釜石線の車窓から」という番組を放送していた。

加えて、農協ビルに備え付けたライブカメラで夜中の遠野駅前を映し出す番組も放送されているのだが、地元の人曰く、「親不孝通り(駅前の飲み屋街)からタクシーに乗り込む姿で誰だか分かる」、「フォルクローロ(駅舎2階のホテル)の窓から光る照明で宿泊者数が分かる」とのこと。恐るべし、ライブカメラ。
posted by STIJ Project at 01:13 | TrackBack(0) | My Trip 岩手篇 | 更新情報をチェックする

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