2008年06月13日

【資料】遠野市防災行政無線放送の時報~市民歌~

旅先でふと耳にする防災無線の放送が気になったことはありませんか?

中でも時報で流れるチャイムや音楽は、その土地ならではの楽曲が使用される事例が数多くあり、興味を覚えることがあります。

今回ご紹介するのは岩手県遠野市で流れている防災無線の時報です。


(収録:2008年6月)
朝8時と昼12時に流れるこの音楽の曲名は「遠野市民歌(新)」。宮守村と合併した際に作られたもので、地元出身のシンガーソングライター、船越由佳氏による作詞・作曲です。防災無線の音楽として使用開始されたのは2007年10月から。

市役所のサイトで原曲を聴くことができますので、どの部分が防災無線放送で使用されているか確かめてみると楽しいかもしれません。原曲はCD化されていないのでしょうか、すごくいい曲なんですけれども…。

このアーティストの名前、どこかで聞いたことあるなあと思い、数年前に私が購入したアルバム「FURUSATO~桃源郷イーハトーヴの四季~」を調べてみたら、作品に参加されていたことが分かりました。

ちなみに、遠野市内の防災無線の時報音楽は何度か変更されていて、過去には「夕日が背中を押してくる(歌入り)」や「南部囃子」などが使われたことがあります。
posted by STIJ Project at 17:25 | TrackBack(0) | サウンド資料集 | 更新情報をチェックする

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