2010年10月11日

北上駅 東西地下道を歩く

新 生活・漂う風景 時の止まった地下街~大宮・大一ビル~で記事を書いてから、地下道に興味を持つようになりました。
薄暗さの中に街の歴史と生活を感じることができる不思議な空間です。
子供の頃は怖くて通ることを避けていた空間…。

今回は旅先で見つけた地下道を歩いてみました。
映像は北上駅の東西を結ぶ「北上駅東西自由通路」です。



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2010年10月06日

早池峰バス土淵線・飯豊経由に乗る

再生時間約15分の長いYouTube動画のはじまりです。


岩手県遠野市を走る早池峰バスの車窓風景です。

路線は土淵線(つちぶちせん)「遠野バスセンター~飯豊(いいとよ)~伝承園~西内~­恩徳」。本数は上下8本で、うち4本が終点の恩徳(おんとく)まで行きます。
かつては国鉄バス遠野北線が走っており、昭和40年代には恩徳を越えて陸中川井駅まで­の路線がありました。

映像は上り線の伝承園前停留所から飯豊、遠野八幡宮、健康福祉の里を回り、遠野駅へ至­ります。
遠野盆地の田園風景を抜け、市街地へ向かう沿線の車窓が楽しめます。

なお、収録時間の関係で、停車中、一部区間の映像はカットしております。
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2010年10月05日

岩手の隠れキャラ、「るり」と「らり」を探す

ことし6月に紹介した「北日本銀行本店の風景」の反響が大きかったので、その続編をお伝えしようかと思います。

改めてご説明。盛岡市の北日本銀行本店ディスプレイには地元のグラフィックデザイナー、オガサワラユウダイさんによる作品が掲げられています。繊細かつ暖かなタッチで、ファンも多いオガサワラさんの作品にはさまざまなキャラクターが登場します。

全国レベルで頻繁に見かけるのは岩手県の観光PRキャラクター「そばっち」をはじめとする「わんこきょうだい」でしょうか。ここだけの話、このキャラクターデザインを手がけたのはオガサワラさんです。版権が岩手県観光協会にあるため、作者の名前はおおやけになっておりません。

今回私が注目したのはこの「るり」と「らり」。市内のさまざまなメディアに登場する「盛岡の隠れキャラ」…と言おうかと思いましたが、最近「この子たち」の「お散歩範囲」が広がったので「岩手の隠れキャラ」と呼んでみたいと思います。

全国各地で次々と生まれているクリーチャー、いわゆる「ゆるキャラ」とは一線を画しますが、これらのキャラクター見つけながら街歩きするのも面白いかと思います。今回取り上げたのはごく一部。きっともっと見つかるでしょう。

さっそく9月末の北日本銀行本店にて。
盛岡市内のるりとらり1

すっかりディスプレイも秋の様相です。真っ赤に色づいた柿を手にして通りを歩く人たちに微笑んでいます。窓枠の影が入ってしまって恐縮。たしか可動部分は後方の「かかし」だったと思います。
盛岡市内のるりとらり2

本店から県庁方面に向けて歩くと突きあたりに見えるのが盛岡市役所。夏の中盤から改装工事が始まりました。工事囲いを見ると、ここにもあの子たちが…。


2009年に「いわてみんなのうた」で放送されたアンダーパス!の楽曲、「たらりら」のアニメーション映像で使用されたカットが含まれています。目の前で見るとかなり迫力があります。通りすがりの子どもが「あっ、たらりらの絵だ!」と言うのはお約束。観光客がこのボードの前で記念写真を撮っている姿も見られました。
盛岡市内のるりとらり3

市役所の自転車置き場付近まで囲いが続いています。注目したいのは画像左上。
植木の枝と工事囲いが干渉する部分がちゃんとくり抜いてあって、枝が伸びています。
こういう配慮、泣けてきますよね。バッサリ切っちゃうところもありますからね。
伸びた枝の上には小鳥が描いてあり、「いい仕事してるなぁ」と感心しました。
盛岡市内のるりとらり4

この囲い、工事が終われば取り外されてしまうのでしょうけれども、このままお役御免にしてしまうのはもったいない気がします。

最後に。氏の作品やキャラクターを見られるのは「わんこきょうだい」を除き今のところ岩手県内に限られているので、願わくば一ノ関を越えて宮城県…栗原・大崎エリアへ来ていただけると新しい展開ができると確信しております。
→余談はこちら。
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