、だそうです。
お昼の新幹線で埼玉を発ち、どういうわけだか、北上に降りました。
桜の名所として名高い展勝地もオフシーズンで平日とくれば人もまばら。
喉が乾いたのでなにか飲もうとレストハウスをのぞいてみると、いきなりお宝発見。
アンダーパス!さんの新曲、「わんこきょうだい ~いぬではございません~(UPMM-0007)」のCD が。すかさず購入。
緩急のある歯切れのいいメロディーとリズムに乗って、県内各地の名所や名物が方言もまじえて歌詞に散りばめられており、とても愉しいです。昨年話題を呼んだ「たらりら」が例えば「盛岡市内のお散歩コース」といった地域を限定したミクロ的な歌詞なのに対して、「わんこきょうだい」はかなり広域です。広い岩手県をうまくカバーしているようにも思われます(→関連ページ)。
Cメロディーの歌詞をトチることなくさらりと歌えればクラスの人気者になることでしょう。
一方、7月から始まる岩手県の観光キャンペーンにあわせて作られた「わんこきょうだいのうた(作詞・作曲:いわて・平泉観光キャンペーン実行委員会 編曲・補作曲: 佐藤将展)」という作品もあります。前者「わんこきょうだい」とタイトルが非常に似ていますが、別物です。(→関連サイト:銀河プラザのblog、歌詞・視聴はこちら)
機会があれば両方聞いてみて、それぞれのメロディー、歌詞に盛り込まれたメッセージの違いを楽しんでみると面白いかと思います。
「~いぬではございま~」は観光地等の具体性に見られるアーティストの郷土愛と子ども目線を裏切らないほのぼのさと暖かさが感じられ、「~のうた」はIBC岩手放送でバラエティー番組が始まりそうな「将展節」のスピードを感じるイントロと、マスコットイメージを前面に出したキャラクターソング風に仕上がっているのが特色です。
甲乙つけようかと悩みましたが、こんな聴き方はいかがでしょうか。
これから岩手県を旅してみようかな、というときは「わんこきょうだいのうた」を聴いてそのスピード感で新幹線や高速道路に飛び乗ってもらい、現地に着いたら「わんこきょうだい ~いぬではございません~」を聴きながら岩手の土を一歩一歩踏みしめてゆっくり巡ればきっと思い出深い旅になることでしょう。
→またまた余談です