2014年05月15日

新緑の鳴子はやはり美しい。

「紅葉が美しいところは、新緑も美しい」の言葉は、鳴子温泉界隈も例外ではありません。
山あいの春はおおよそ4月中旬頃から訪れ、5月上旬から6月下旬までみずみずしい新緑の風景を楽しめます。
おすすめは5月の大型連休から学校が夏休みに入る手前。オフシーズンでのんびり過ごせます。
今回は春から初夏にかけて出かけたときの画像を紹介していきたいと思います。

川渡温泉の菜の花
2008年4月撮影(再掲)。
川渡温泉の菜の花畑は大崎市の観光案内に頻繁に紹介される場所で、桜の時期と菜の花の時期が重なる頃には多くの観光客が訪れます。


ニホンタンポポ

ニホンタンポポ


2008年4月撮影(再掲)。
鳴子御殿湯駅付近、陸羽東線の築堤に咲くたんぽぽ。
これは「ニホンタンポポ」と呼ばれる種類で、最近では見かける機会が少なくなりました。

温泉街の新緑
鳴子温泉駅前の商店街の一角にもみずみずしい新緑を目にすることができます。

潟沼に至る道にて
「はずれさやけき」という地元のシンガーソングライター氏によるフレーズを思い出す光景。
ちなみに「葉が擦れる音が清らかだ」という意味です。

温泉街から花渕山を望む
鳴子ホテル脇、上野々スキー場へ向かう坂道から花渕山を望む。

鳴子温泉_ほっとパーク
2016年4月撮影。「こけし通り」手前にある足湯場「ほっとパーク」。
足湯や外湯に浸かったあとはこちらのベンチでひと休み。
初夏の心地いい風と新緑の香りを浴びるとより一層リフレッシュできる。

鳴子温泉_ほっとパーク
壁面をくり抜いて作った額縁、題して「花渕山の四季」。


初夏の潟沼
2011年6月撮影。
大震災から3ヶ月後に訪れた潟沼にて。
右上に見える「潟沼」の看板は震災に耐えることができましたが、その翌々年の春先に吹いた暴風で落下してしまいました。

新緑の鳴子
温泉街からゴルフ場方面、沼井林道の途上です。
この林道を走り続けると加美町方面に抜けることができますが、ダートなので走るクルマを選びます。
オフロードバイク乗りの間では有名な林道です。

沼井林道 湧き水
沼井林道のダートをしばらく走ると左手に見えるのがこの流水。
鳴子温泉街の水道水はこの周辺の湧き水が水源だそうで、「日本一おいしい水道水」と地元では称されています。

沼井林道 湧き水

沼井林道 湧き水
水に手を触れるととても冷たいです。

沼井林道
沼井林道の未舗装道路。
この周辺では山菜が採れるため、5月のシーズンになると山菜採りの人たちとすれ違うことがあります。
なお、周辺に生える山野草の中には毒を持つ種類もあるので、採集されるときは十分に気をつけてください。


大深沢遊歩道
沼井林道から鳴子峡側へ移動し、大深沢遊歩道の様子。

ヤマツツジ
ヤマツツジ。

新緑の鳴子
小深沢方面を望む。

大深沢から花渕山を望む
花渕山を望む。
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2013年10月14日

【企画展】東鳴子温泉・いさぜん旅館猫画像フォルダー公開

いさぜん猫2012年5月

東北のとある湯治宿で出会った看板猫たち。
宮城県大崎市の東鳴子温泉にある「いさぜん旅館」には、ノラ出身の猫たちが玄関先でお客さまをお出迎えしています。
私が初めてこの宿を訪れた2003年から10年間、一眼レフから携帯電話に至るカメラを使って撮り貯めした画像をご紹介してまいります。

〜2003年1月〜
改築前の鳴子御殿湯駅
改築前の鳴子御殿湯駅。
三角屋根側面の白く塗りつぶされている部分には旧駅名の「東鳴子駅」と書かれていました。

改築前の鳴子御殿湯駅
この駅に降り立ったのは、雪の積もる寒い日でした。
駅名板左側のアルミサッシが改札口で、扉の上部には東鳴子温泉の旅館案内が掲げてあったそうです。

いさぜん旅館2003
「冬のローカル線紀行」と題して、東北地方を東西に走る路線を「乗り鉄」していた途中で立ち寄ったのが始まりでした。この日は只見線の会津高田から郡山、仙台を抜け、東鳴子温泉で一泊するスケジュールでした。

タイガー君
宿に着いてお出迎えしてくれたのは「タイガー君」でした。
玄関先に猫が座っているのを見たこの瞬間から、私のお気に入り宿になりました。

ノンちゃんパネル
この頃、いさぜん旅館には「ノンちゃん」というヒマラヤンが長きにわたって看板猫を務めていて、一度だけその姿を見たことがあります。Webサイトで館内設備を紹介する猫のイラストはこのノンちゃんがモデルになっています。

いさぜん猫
雪晴れの朝、敷地を散歩しているのは雌の「黒駒ちゃん」。

〜2008年9月-2009年6月〜
2008年の宿外観
しばらく私事多忙で旅に出る機会に恵まれない日々が続いていましたが、2006年頃から出かけられるチャンスがやってきました。夏の疲れをゆっくり取りたいと考え、ふと数年前に泊まった温泉宿を思い出し再訪。
ビデオカメラを持ち出すことが多くなり、静止画像を同時に記録したのは2008年からでした。

鳴子御殿湯駅
鳴子御殿湯駅は2004年9月に改築されました。

甚内君

甚内君

タイガー&甚内
ハチワレの「甚内君」は2007年頃から宿に棲みつくようになりました。
ここから数年は「タイガー&甚内」をフロントやロビーで見かけることが多くなりました。


さらに2009年頃からは、アビシニアン風の毛並みが心地いい「コンコン君」が仲間入りしました。。

〜2010年5月〜
コンコン君
コンコン君が次第に頭角を現してきた頃、お宿の看板猫に世代交代の時期がやってきます。

甚内君
つやつやした黒髪、いや毛並みが特徴だった甚内君が弱り出してしまいました。
自炊部2階で滞在している私の部屋に上がり、しばらく私の前でひと休みしていきましたが、今思えばこれが最後の挨拶だったのかもしれません。

甚内君

甚内君
温泉のお湯が通っているホースの上は暖かく、その上で寝ている甚内君。
甚内君はこの数週間後の6月初旬、宿から姿を消しました。

タイガー君
じつはタイガー君のほうが少し弱った感じがしていて、宿を訪れるたびに健康状態が気になっていました。
でもここは東鳴子界隈の元ボス猫、生まれながらの強さがありました。宿のご主人はタイガー君を定期的に動物病院へ連れて行ったそうです。

2011年3月10日。タイガー君がこの世を去った翌日、あの大震災がやってきました。

*      *

豹馬君?

豹馬君?
2010年5月撮影。
こちらは陸羽東線のガード下〜築堤付近で見かけた黒猫。
この黒猫の顔を覚えておいてください。あとで登場してまいります。

続きは下記のリンクでご紹介しております。
→続きをどうぞ
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2012年10月23日

鳴子温泉「玉子屋本店(おかしときっさ たまごや)」のはなし。

おかしときっさ たまごや 店内
おかしときっさ たまごや 店内
※店内パノラマ写真。画像をクリックすると拡大版がご覧になれます。



このお店の中には無数のジグソーパズルのピースが散りばめてある。
お店に入った人は、散りばめてあるピースの一片を目にする。
目にした人のうち、ある人は一片のピースを手に取るかもしれない。
またある人は手に取ったピースから、さらに関連するピースを探そうとするかもしれない。
さらにある人は探し出したピースを当てはめながら、一枚の絵を描こうとするかもしれない。
何を描くのか? それは私自身の今までとこれからの生き方である。

玉子屋にてー店舗外観
鳴子温泉駅の目の前にある階段を昇って徒歩1分のところにある和洋菓子・喫茶のお店、「玉子屋本店」。

2008年の9月頃だろうか。外湯をめぐっているうちに喉を潤したくなってふと入口をくぐったのが初めての出会いだった。最近は半年に一度は鳴子へ休養に訪れていて、そのたびに玉子屋さんに寄ってまる一日店内で過ごすというのが定番コースになってしまった。

なぜ毎回足を運ぶようになったのだろうか?
分からなかった。ただ居心地がいいからだろうと思っていた。
しかし最近になって気づいた。それが冒頭に書いたジグソーパズルの喩えである。

お店に何度も足を運んでしまうのは、無数に散らばるピースをひとつ、またひとつと探し続けてしまうからかもしれない。ピースをはめ込んでひとつの絵柄を作ろうとするのだけれど、お店の中にあるピースだけでは絵柄ができあがらない。再び私の住む街でピースを探すのである。

お店で探したピースと私の住む街で探したピース。これを互いにはめ込んでみると少しずつ絵柄が見えてくるのだ。しかし、絵の全容はまだまだ見えていない。

いつも悔しい思いをするのは、コーヒーやお茶を飲んでいるときにふと発する、店主「武さん」のひとことである。
たとえばこんな感じ。
「〜君、大事なのは実績じゃなくて効果なんだね。でも、ものごとによっては時間はかかるけどね…」
そのときは「ああ、そうですね〜」と分かったような分からないような相槌を打つのだが、そのひとことの意味を知るのは旅から帰ってしばらくしてからのことなのだ。
「あのときに言っていたことはこういうことだったのか! なんであのときに気づかなかったんだろう」と。これもまたピースの一片である。


玉子屋にて−店内風景
お店に入って目に飛び込むのは、あらゆるオブジェが店内じゅうに置いてあることだろう。
絵画、写真、こけし、温度計、リモコン…まるで骨董屋さんの中に入ったかのような印象を覚える。
ここはカウンター側を撮ったもの。

玉子屋にて−店内風景
こちらはショーケース付近。
「わらび餅」の歴代包装紙、かつての店舗写真、受賞楯などが飾られている。
「お店の歴史」を読み取ることができるエリアだ。武さんが東京・原宿の洋菓子店で修行していた頃の写真もどこかに掲げられているので見つけてみたい。

玉子屋にて−店内風景
カウンター横のコーナー、通称「ひとり席」。私はこの場所に腰掛けて一日を過ごす。

玉子屋にて−店内風景
「ひとり席」からカウンターを望む。
ジョン・レノンが愛用したギターモデル"Epiphone Casino"が見える。
武さんがこれを弾く姿を時々見ることができる。






玉子屋にて−店内風景
先ほどのギターからも分かるように武さんはビートルズファン。
最近は50年代ポップスが店内のBGMに流れていたりする。
「今は演奏パートごとにレコーディングしてあとでミックスするけれど、当時の音源は一発録り。レコーディング技術は古いけれどそれゆえに空気やミュージシャンの意気が伝わってくる」と話す。

玉子屋にて−店内風景
湯治場で電子音楽ライブを行なう「温泉チルアウト」というイベントがあって、鳴子では過去に4回開催されている。武さんは第2回のライブでギターを披露していて、その演奏はCDアルバム("Over Flow pH:2.0" DES035)にも収録されている。

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武さんの活動は多彩だ。お店と同時進行でいろいろな仕事が入ってくる。
メディアの取材、観光協会、商店会…最近では2014年冬に仙台市太白区に開設予定の、震災で両親を亡くした子どもたちの養育・支援施設「SOS子どもの村東北」の理事を引き受けた。
「鳴子は2008年の内陸地震、2011年の大震災と2度の大地震に遭った。東京のテレビは復興が進んでいるように伝えるけれど、一向に進んでいないのが地元の実感だ。復興施策も1年、3年と目先のことではなく、いまの子どもたちがこれから生きていく30年、50年先を考えて動かないと…」

現在「子どもの村」は着々と建設が進められているが、建設資金が不足している状況だという。「待ったなしの状態。ひとりでも多くの支援がほしい」と話す。

* * * *


玉子屋にて−店内風景

玉子屋にて−店内風景

玉子屋にて−ショートピース

愛犬バード君
通りに面した窓辺。湯めぐりに向かう浴衣姿、雨に濡れるアスファルト、空から無数に舞い降りる粉雪…。
たばこに火をつけ、ふだんよりもゆっくりと煙をくゆらしながら外をぼんやり眺める時間…誰にも追われることのない時間を持つことの大切さを知る。

* * * *


ここからは玉子屋さんのお菓子・飲み物たちをご紹介したい。
常時販売の商品もあれば、時期次第で並ぶ商品もある。

玉子屋にて−一杯のコーヒー
まずは一杯のコーヒーから。

Born Cafe

Born Cafe
2013年11月から新しくメニューに加わった「Born café」はこのカップでいただく。

玉子屋にて−落雁とわらび餅
左が落雁、右が銘菓わらび餅。

この落雁、さっくりとした歯ざわりで、甘さとともにしその香りが口中に広がる。宮城のお菓子「しおがま」を連想させる。私がお店に行って必ず土産に持って帰るのはこの落雁である。

菓子木型
落雁の木型。バラの花びらを模している。

菓子木型
かつて使用されていた木型。連続するこけしの表情が楽しい。
近隣にある鳴子ホテル専用に土産菓子を作っていたそうで、中味は諸越(小豆粉を使った打菓子)ではないかという。

わらび餅は鳴子温泉界隈の旅館でお茶うけとして出されるポピュラーなお菓子。かつての時刻表には鳴子駅の「弁当・名産品」として掲載されていた。現在は鳴子温泉駅や古川駅の構内売店のほか、国道47号線沿いの「あ・ら・伊達な道の駅」や仙台の一部デパートで購入することができる。関西地方で売られている「水で冷やしきなこをかけて食べるわらび餅」とは異なり、くるみの入った甘辛い醤油風味で「くるみゆべし」に近く、材料にわらび粉を使っているのが大きな特長。

時刻表より
日本交通公社発行「日本国有鉄道監修 時刻表 1961年10月号」332ページより。
鳴子駅(当時)販売の名産品として掲載されているが、「わび餅」と思い切り誤植している。

ところで、なぜ旅館の部屋に通されるとお茶やお菓子や漬物が出されるのか? との質問に武さんは答えてくれた。
「長旅で不足するものを補う意味があるんだね。お茶は水分、お菓子は糖分、そして漬物は塩分。」

玉子屋にて−こけしのゆめ
2012年5月頃より発売された姉妹品「こけしのゆめ」。
石巻出身のデザイナー・宮本悠合(Yuri Miyamoto)さんが手がけた個装紙は、鳴子の伝統こけしのデザインを尊重しながらも現代の感性を取り入れた絵柄に仕上がっている。

岡崎斉司工人デザイン
ちなみに「わらび餅」のパッケージは地元のこけし工人、岡崎斉司さんによるもの。

玉子屋にて−冷蔵ショーケース
ショーケースの中には洋菓子が並ぶ。
武さんは若い頃に上京し、フランス人パティシエのもとで修行した。
ラインナップは奇をてらうことがなく、じつにオーソドックスだ。
そこにも理由がある。

「菓子は基本の組み合わせとアレンジで成り立っている。
しかしながら基本がしっかりしていないといいお菓子にはならない。
基本をしっかり作ることが大事」と説く。

ちなみに洋菓子における基本は
 1.スポンジケーキ
 2.バターケーキ
 3.シュー・パイ・タルト
 4.焼菓子(クッキー等)
 5.デザート(プディング・ゼリー等)
という。

なお和菓子の基本は
 1.上生菓子
 2.焼物
 3.流し物
 4.蒸し物
 5.一文字焼
 6.打菓子
だそうだ。

玉子屋のシュークリーム
シュークリーム。
お店の人気商品で、雑誌等にも度々紹介される。
歯ざわりの心地よいシューと濃厚なカスタードクリームは「洋菓子造りの基本」に忠実であるからこそできるのだと思う。


タルト・コニャック。
タルト生地にリンゴとコニャックソースを載せて焼き上げたのち、アプリコットジャムをコーティングしたお菓子。いただく前にブランデーを少しかけると風味が高まる。
作る現場を見せていただいた(上記動画)。

玉子屋にて−タルト・アマンディーヌ
タルト・アマンディーヌ。
クッキー生地にアーモンドクリームを載せアプリコットジャムを塗ったフランスのポピュラーな菓子。
香ばしいアーモンドとさくっとしたクッキー生地のバランスが絶妙だ。

玉子屋にて−エクレア
エクレール・ショコラ。エクレールとはフランス語で「稲妻」の意味。

玉子屋にて−エクレア
チョコレートを塗ったばかりのできたてのエクレール。
つやつやしたチョコレートが食欲をそそる。

エクレール・コアントロー
こちらはホワイトチョコレートバージョンの「エクレール・コアントロー」。

玉子屋にて−ショコラ・グランマルニエ
生チョコ、ショコラ・グランマルニエ。
オレンジ風味のリキュールにはビターなグランマルニエとスイートなコアントローがある。チョコレートにはグランマルニエ、クリームにはコアントローを使うという。

玉子屋にて−ショコラ・グランマルニエ
ショコラ・グランマルニエ。
外を覆うココアパウダーと、切り口の濃いブラウンが絶妙なコントラスト。
口中に含むと、まるでお店に流れる時間のようにゆっくりまったりと溶けていく。

玉子屋にて-ショートケーキ
苺のショートケーキ。

玉子屋にて-カフェクレームグラッセ
カフェ・クレームグラッセ。
凍らせた状態でいただく。

クレームグラッセ抹茶
アイスクリームでもない、ソルベでもない、もうこれは「クレームグラッセ・抹茶」。
2015年夏からお店に並んだ冷菓で、ふわっとした舌ざわりと溶け心地が楽しめる。
粗挽き抹茶を使うことで濃厚な風味を出している。

玉子屋本店-丸ボーロ
ぼーろ。
商品名は「丸ボーロ」と煙草の銘柄「Marlbolo」を絡めているとか。
アーモンド粉の入った香ばしく、さっくりとした生地に、かすかに塩味を感じるバタークリームをサンドしている。

もなかフランセ
もなかフランセ
2014年に登場した新作、「もなかフランセ」。
ラム酒の風味をきかせたフランス産マロンクリームとマロン餡を最中皮でサンド。
砂糖を入れないブラック・コーヒーに適した甘さに仕上がっているという。

玉子屋のトースト
素泊まりの宿に泊まり、お店で少し遅めの朝食を取る。
この日のジャムは地元産のブルーベリーを使用していた。


2012年頃より、お店のオリジナルグッズが登場した。
玉子屋オリジナルグッズ1
4寸の小寸こけしにポストカード。
ポストカードはイラストレーターで書籍のカバーイラストや雑誌の挿絵などを手がける佐々木一澄(Kazuto Sasaki)さんの手によるもの。郷土玩具に深い造詣を持ち、収集だけでなく、各地の制作者のもとを訪れている。


玉子屋オリジナルグッズ「ゆめみるこけし」
「こけしのゆめ」のパッケージイラストをモチーフに絵付けしたもので、鳴子のこけし工人・吉田勝範さんが木地挽きと描彩を手がけた「ゆめみるこけし」。鳴子系こけしのフォーマットを尊重しながら、現代的なデザインや表情を融合させている。伝統こけしと同様、一体ごとの表情を楽しむことができる。


東京築地「愛養」での「ゆめみるこけし」

東京築地「愛養」での「ゆめみるこけし」
<参考> 東京築地市場内のとある喫茶店に飾ってあった「ゆめみるこけし」。
隣にある年季の入った鳴子系こけし(松田忠雄工人作と推定)との並びをしばらく眺めていたら、東京にいることをふと忘れてしまった。



暗闇の中で怪しげに光る「こけしファンタジア3」。
前出の宮本悠合さんの作品で、ライブ「鳴響pH:5.0」の会場で展示されたもの。

玉子屋の紙袋です
お土産を持ち帰るときの紙袋もまた「お土産」である。
パッケージデザインは佐々木一澄さんによるもの。地名や店名、商品名はあえて載せていない。紙袋を手に取った人は「どこ行ってきたの?」と旅から帰った人に尋ねてほしい。「こころがつながる」のキャッチコピーに込められた想いがここにある。
posted by STIJ Project at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | My trip 宮城鳴子篇 | 更新情報をチェックする
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