2013年09月03日

2013.08 閉館前日の逓信総合博物館

東京大手町地区の再開発に伴い、2013年8月31日で閉館した逓信総合博物館(愛称・ていぱーく)。21世紀の現在となってはレトロ感漂う建物と内装が印象的でした。

まずは動画。


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千代田区大手町2-3-1にある逓信総合博物館の建物。正式名称は「逓信ビル」で1964年に供用開始。
ひさしの長い官庁建築が特徴で、上層階は持株会社NTTの本社になっています。

逓信総合博物館
大手町地区の再開発に伴い、8月31日で閉館されました。

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愛称はていぱーく。
かつては郵政省、電電公社、KDD、NHKと通信関連各所の展示が行われていましたが、2001年にKDDが抜け、2011年にNHKが抜け…
最後に残ったのはNTT東日本による「NTT情報通信館」と通信文化協会の「郵政資料館」でした。

逓信総合博物館
万国郵便連合(UPU)の設立100年を記念して設置された郵便差出箱。同様のものが大阪中央郵便局にも設置されています。

逓信総合博物館
1円単位の料金が新鮮に感じました。

逓信総合博物館


逓信総合博物館
館内は明治から現代に至る郵政事業の史料が展示されています。手前のピストルは「郵便物保護銃」といい、輸送中に盗賊から郵便物を保護するために携行されたもの。警察官がサーベルを所持する4年前から持っていました。

逓信総合博物館

逓信総合博物館

逓信総合博物館
戦後まもなく制定されたラジオ体操「第3」のレコード。
このレコード盤はこの逓信総合博物館のほか、岩手県陸前高田市立博物館に保存されていましたが、後者はさきの大震災によって建物・展示品ともに甚大な被害を受けました。レコードはどこへ行ってしまったのでしょうか。

逓信総合博物館
街なかにあるポスト(郵便差出箱)の内部を紹介した展示。実物の差出箱が使われています。
投函した郵便物の盗難を防ぐための加工がしてあるのがわかります。

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UPU加盟国の切手を集めた「切手ギャラリー」。

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取っ手を手前に引き出すと切手のコレクションが出てきます。ちなみにこの保存ケースは特注品。

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長体の明朝は格調が高いですね。

逓信総合博物館
2階のNTT情報通信館に保存されているテレックス。
保存媒体は紙テープです。
注目したいのはキーボードの配列で、英数字はQWERTY配列ですが、カナ配列は現在のパソコンのキーボードとは異なります。

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クロスバ交換機。
音声通話の自動化に大きく貢献しました。

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古い映画で「電話逆探知」のシーンがあると、電話局の交換機がガチャガチャ動くというビジュアルを見ることがあります。

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離島の電話交換台。交換手がコードを接続するタイプです。

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posted by STIJ Project at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | My trip | 更新情報をチェックする
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