2011年11月09日

2011.11.07 ミズサキノートで「OGA展」を見る ~岩手県奥州市江刺区~

前回のエントリ、深夜、埼玉の産業道路を走る岩手県交通バスの記事を書いているうちにやはり出かけたくなってしまいました。


この「現代風景通信Blog」で何度か取り上げているイラストレーターのオガサワラユウダイさん。
過去に取り上げた記事については「北日本銀行本店の風景」や「岩手の隠れキャラ、「るり」と「らり」を探す」、「2011年6月の北日本銀行本店ディスプレイ」をご参照いただければ幸いです。

今回、以前から行ってみたかったオガサワラさんの個展「OGA展」(開催:10月29日~11月20日の木曜~月曜日)に足を運ぶ機会ができました。
朝9時の新幹線「やまびこ」号で大宮を発ち、向かうは北上です。

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北上から東北本線の上り普通列車に乗り込みます。
電車の車体には岩手県の観光PRキャラクター「わんこきょうだい」が。
この「わんこきょうだい」はオガサワラさんがデザインされたキャラクターです。個展に出かけるのにふさわしい車両に乗ることができました。
下車はひと駅先の「六原」です。

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六原駅は普通列車しか止まらない小さな駅。待合室には懐かしいポット式ストーブが。
駅前に客待ちのタクシーはおらず、電話で呼びます。

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会場の「ミズサキノート」は北上市の南隣、奥州市江刺区の北上川近く、稲瀬字水先にあります。
周辺は「江刺りんご」の畑が広がっていて、りんごの真っ赤な実を見ることもできます。
りんご農園(及川りんご園)、家具工房(JP-STILE)、プチカフェを兼業するユニークな場所です。

タクシーは会場の場所がわからず、私がiPhoneのマップを見ながらナビゲーションして到着しました。が、地点データベースに登録されたので、以後ミズサキノートに行かれる方は水沢区の北都交通タクシーを使えば迷わず行けるかと思います。

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プチカフェの入口には生後1年くらいと思われる小さなキジ猫が。
とても人なつっこいのですが、お店の方曰く「先日あたりから紛れ込んできてね…」と。

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お店の中は作品が展示してあるためテーブル周辺を1枚撮影。一見シンプル、でもフィジカルだけではなく、メンタルな暖かさのある空間、と感じました。
なんだか育ちのよさそうな子の家にお呼ばれされたような感覚を覚えます。

テーブルやチェアはすべて手作り。テーブルの表面を触ったときの滑らかさと穏やかな艶がとても心地いいです。
お茶とお菓子をいただきながら作品を鑑賞することができます。
手作りのシフォンケーキはもっちりした食感が楽しめます。

お店の壁面には新作も含め、数十点の作品が展示されています。
オガサワラさんが仕事の傍らイラストを描き始めて10年間のタッチの変化がよくわかります。
ふだん雑誌やポストカードでしか見ることのできなかったイラストたちをパネルで鑑賞すると、伝わってくる力がより強くなります。

オガサワラさんのイラストから伝わってくるもの、それは「優しさ」です。
「優しさ」にもいろいろな種類があります。たとえば誰かの施しに積極的に寄りかかって「甘え」や「依存」を促す「優しさ」や、辛いときや悩んでいるときにそっと寄り添うけれども、最終的には自己の回復力を待つ「優しさ」…。この例でいえば、後者ではないかと私は思います。

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会場では展示作品パネルのほか、グッズ類を購入することもできます。
カレンダー、缶バッチ、ポストカード、クリアーファイルなど種類もずいぶん増えました。

作品を観ているうちに私の部屋で毎日鑑賞したくなってしまい、作品パネルを予約。
到着は数週間後とのことで、とても楽しみにしております。
ちなみに入手したいと考えた作品は、奥州市のタウン誌「月刊Oh!Shun」の4.5月合併号に表紙として掲載されたものです。

12月中旬、自宅へ到着した作品パネルはこちら。
一ヶ月前の自分からいまの自分へのクリスマスプレゼントになりました。
メッセージは「どんなときでもひとりじゃないよ」。
おかっぱ頭の女の子はオガサワラさんのイラストで頻繁に描かれています。
「おがっぱアタマ(OGAッパアタマ)」と呼ばれているとかいないとか…。
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パネルの裏面にはオガサワラさん直筆のメッセージが。
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「Never forget smiling」。



★関連サイト
→ミズサキノート
→同所のBlog
※「わんこきょうだい」は岩手県観光協会の登録商標です。
→続きをどうぞ
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2011年11月02日

2011.11.02 深夜、埼玉の産業道路を走る岩手県交通バス

遅くまでお酒を飲んだあと、ほどなくタクシーへ乗り込みます。
家路につくべく深夜の県道を走っていると、対向車線から一台の夜行バスとすれ違います。
バスのボディ側面には「Iwateken Kotsu」のロゴが。
「あのバスに乗っていけば花巻に行けるんだよな…」と酔っ払いながらも次の旅の予定を考えてしまいます。

自宅の近くで他府県のバスを見ると感慨深いものがあります。
そんな風景を撮影してみたいと思い、アップしたのが今回の動画です。



池袋~水沢・北上・花巻~紫波中央間を毎夜走る夜行高速バス「イーハトーブ号」。
岩手県交通が運行を担当しています。

他の東北道高速バスと異なるのは、東京寄りの一部区間で一般道を経由すること。これは途中で川口駅と大宮駅に立ち寄るためです。

撮影場所は埼玉県川口市の県道川口上尾線、通称産業道路。
iPhone4sの動画撮影機能を使用しての撮影です。レンズが明るくなったので、夜の撮影もなかなかいけます。

かつて東北本線の線路沿いから夜行列車が通り過ぎていくのを眺めて「あの列車に乗って旅したいな…」と思う感覚は、往来する列車のほどんどが通勤電車となった近頃では遠くに忘れかけていました。

そんな旅情を誘う感覚を、自宅近所の路上を走る夜行バスは久しぶりによみがえらせてくれました。


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